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誰かの人生の“点”になりたい 〜株式会社インターステイト〜


誰かの人生の“点”になりたい

北陸で3店舗のエステティックサロン「レアルステイト」を運営している株式会社インターステイト。今回は代表取締役の熊野友勝氏にお話を伺いました。


代表取締役の熊野友勝氏

社長になるという強い想い

2007年に創業され、今年で17年目を迎えられますね。創業の経緯など教えていただけますか。
小学生の頃から「将来は社長になりたい!」という夢があったんです。そのために営業力や人脈を培おうと20歳から自動車ディーラーの営業として勤めていたのですが、そこは5年で退職しました。やりたい仕事は決まっていないけれど、とにかく25歳になったら起業して社長になる、と決めていたんです。25歳で退職した後、見聞を広めようとアメリカに渡り、3か月かけて3万キロを旅しました。帰国後、母や兄と美容関連の卸業を始め経営していく中で、この業界にはまだ成長の余地がある、自分の手で伸ばしていけるという可能性を感じたんです。

そこから美容系の会社として独立開業に繋がっていくのですね。
起業は、自分が30歳のときでした。ショッピングモールにテナント物件の空きが出るという情報を得て、すぐに交渉に入ったのですが、その際「契約は法人のみ」という条件があったため、2週間の猶予をもらい会社を起こすことにしました。ただ、不況の影響もあり自己資金が到底足りない。何もかも自分でやるしかない状況で法務局に通いながら、何とか起業したことで契約はしてもらえました。契約後はオープンまでの短期間に店舗の改築や社員育成、融資の申請などを並行して進めなくてはいけなかったため、本当に必死でした。ただオープンに漕ぎ付けた後はスタッフの頑張りもあり、初月から大きく目標を超える結果を出すことができました。本当に人財と環境に恵まれたと思っています。


熊野社長ご自身もエステティシャンの資格を取得されているとお聞きしました。
2006年にAEA(日本エステティック業協会)認定エステティシャンの資格を取得しています。大きな試験会場にいた70〜80名の受験者の中、男性は私一人だけだったかもしれないですね。資格を取得することは安心感や信頼に繋がりますから、企業としての誠実さの表れだと思います。


サロン内は白を基調とし、清潔感があふれる

思いやりと協調性を育てる

インタビュー中もスタッフの皆さんの元気な挨拶の声が響いています。社員教育にも力を入れておられますね。
私たちの商品・サービスは、主に「人」の手による施術です。いかに販売力や技術を教えたとしても、人として未熟では接するお客様に寄り添ったサービスを提供することはできません。この仕事は思いやりと協調性がともなっていないと難しいですし、社員にはまず人として成長をしてもらいたいと考えています。

社員の皆さんには、どのように社長のお考えを伝えていらっしゃいますか。
朝礼などで話す機会もありますが、私は何かを伝えようとする際につい感極まってしまうことが多いんです。熱が入って涙腺が緩んでしまうようなこともあるのですが、それでもそうやって語り続けることで、社員もその想いをだんだんと受け入れてくれているように思います。
また、弊社では「生涯」「教育」「経営」と個別に理念を掲げています。社員の生涯が幸せであることを願いながら、共に成長を重ねることで一人ひとりが貴重な人財となっていき、それが会社としての繁栄に繋がっていきます。私たちには「必ず日本一になる」という目標があったのですが、2015年にはエステティックグランプリの顧客満足度部門で全国1位を受賞しました。お客様にはその結果だけでなく、いきいきと働くスタッフの姿を見て「自分もがんばろう」と思っていただけたら嬉しいですね。


県ゆかりの画家 古澤洋子氏の絵画

究極のサービス業として

エステティシャンを目指している若い世代の方に伝えたいメッセージなどあればお願いいたします。
エステティシャンという仕事は、人のコンプレックスをもった部分に直接触れてその悩みを解消できる、究極のサービス業だと思います。お客様の人生に良い影響を与えられることで生きがいを感じられますし、自分自身も若くきれいでいられます。
人は美しい言葉を使うときれいになるといいますよね。夢とか希望とか理想とか前向きな言葉を口に出すことで、それらが自分の耳にも入って作用する。人として成長したい想いがあれば、ぜひ夢をもってチャレンジしてほしいです。

今後のビジョンとして考えていることがあればお聞かせください。
最近では、不眠に悩んでいる方の睡眠改善のニーズが高まっており、レアルステイトでも「ドライヘッドスパ」など、よりお客様にリラックスしていただけるメニューを追加していく予定です。
また、今回のコロナ禍で美容業界が受けた影響は大きく、非常に大変な思いをしました。今後は同じような状況下にあっても対応していけるよう、美容関連商品の卸事業や、企業様向けに従業員のストレスを数値化できる人材管理支援システム「サポット」の販売をスタートしています。今は国からも「心の健康経営」を求められている時代です。新しい人材の採用には資金もかかりますし、社員のメンタルヘルスを保つことで貴重な人財が辞めない会社づくりをサポートしていきたいと思います。

お客様の心身を整えるための事業を更に拡げていかれるのですね。
お客様の悩みを解消し、喜びや感動を生み出すことが私たちの本分です。「あの時、あの人に会えたから今の自分がある」という誰かの人生の“点”になりたい。そこに他社との差別化が生まれ、レアルステイトを含め当社の存在価値があると思っています。

 

株式会社インターステイト
住 所 石川県金沢市諸江町上丁585番地2
インターステイトビル内
電 話 076-260-0115
FAX 076-213-6612
URL https://realstate.jp
創 立 2007年2月13日
従業員数 20名

事業内容
エステティックサロンの経営、ドライヘッドスパ
美容卸事業、人材管理支援事業