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働く人の幸せを企業の成長に 〜タマダ株式会社〜


働く人の幸せを企業の成長に

タマダ株式会社は1950年にガソリン計量機の販売・メンテナンスを目的として創業しました。1993年に地下タンクの販売を目的に全国展開をはかり、地下タンクの分野では国内トップシェアのメーカーに成長しました。

代表取締役社長の玉田善久氏にお話をうかがいました。

代表取締役社長の玉田善久氏

 

時代に合わせて、事業領域を拡大する

まずは業務内容を教えて頂けますか。
ガソリンスタンドの設計施工、メンテナンスが事業領域でした。これまでの時代の流れの中で、法律が変わり、タンクの大型化や規制強化があり、そのタイミングで鉄をFRPでコーティングしたSF二重殻タンクの開発に成功しタンクメーカーとして全国に販売しだしたのが、30年ほど前です。

その後も防火水槽や老朽タンクのFRPライニングなど新しい事業展開に挑戦を続け、ニッチトップの製品やサービスを生み出してきました。

現在は事業領域をガソリンスタンドからラインインフラ全般へと広げ、タンクを中心としたものづくり事業は圧力容器や食品関係にも広がっています。

近年は企業や医療機関、大型施設等のBCP (Business Continuity Planning、災害など緊急事態における事業継続計画)に関連してビルの燃料タンクや貯水タンクについて売上を伸ばしています。また現在は土壌汚染の重大事故を未然に防ぐ目的で365日24時間タイムリーに危険物施設の早期漏えいを自動的に監視するシステムを開発・提供しています。このように、ものづくりからことづくりへと転換しています。

SF二重殻タンク

30年後も必要とされる企業を目指して

これからの展望を教えてください。
タンクは一度販売すると50年買い替えないものです。年々少しずつ需要が減っているというのが実情です。シェアが大きいので、マーケットシュリンクに合わせて業態もリンクさせていかなければなりません。それでも事業を維持発展させるために、事業領域を拡大することで、「30年後も必要とされる会社になることができる」と考え、M&Aを積極的に取り組み、現在グループ会社は約15社にまで増加しました。
2023年4月からは、同社を含め事業会社15社を並列にならべるような形でホールディングス体制を開始します。これにより新規事業創造及びトータルマーケティングの推進をすることで生産性向上を実現し、グループ全体として成長していく考えです。

ホールディングス化することで、異なる企業文化をもった企業で働く社員一人当たりの生産性を最大限上げていくことが経営におけるミッション。生産性は人の意識に依存します。その意識レベルを上げていくためには、その人の人生がちゃんと良くなるよう会社としても考えてあげないといけません。一人ひとりの人生を豊かにするためにその力を発揮していただく。そしてその力が会社の成長につながる。これこそが私たちが目指す道です。

タマダ株式会社
住 所 石川県金沢市無量寺町ハ61番地1
電 話 076-267-4888
URL https://www.tamada.co.jp/

事業内容
タンク製造・メンテナンスなど

※写真の一部はタマダ株式会社様よりご提供いただいております。