SDGsとは2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標です。今では行政を含む公的機関はもちろん、教育現場や家庭でも取り組まれています。そのような中で、企業がSDGsに取り組む理由やメリットはどんなところにあるのでしょうか。
例えば企業のイメージアップやブランディングに寄与することです。SDGsに取り組む企業は、社会への責任を果たしている組織として認知されることが多くなっています。目標を掲げたうえで実行し、結果を社内外に発信していくことで、企業のイメージアップにつながるでしょう。また、先進的な取り組みを行うことで企業が注目されるきっかけとなり、優秀な人材の確保も期待できます。柔軟な働き方や評価制度、教育制度を整えていくことで、社会的包摂にも寄与することもできるでしょう。
他にも企業価値や事業のビジョン、戦略を考えるチャンスになることが考えられます。基本的に企業は社会課題の解決のために事業をしています。社会の課題解決はSDGsに必ずつながります。そのために、自社の事業や存在価値を見つめなおし、SDGsを通じて次の戦略を描いていくことでイノベーションを起こすことができるのではないでしょうか。
現代はすでに外部環境が激しく変化する時代になっています。そんな時代だからこそ、SDGsを通して次代を見据えたビジョンを描き、本当に大切にしたいものが何かを見極めていきたいものです。